モロッコパリ、旅行報告その7


6日目 Les jours s'en vont je ne demeure pas

さて、火曜日。今日はパリにて何しよか。
短い滞在なので、気合いの入らない、ぼやんと
した観光でいいかと思っていたのですが、
美術館のひとつぐらいは行きたいなあ、と
ポンピドゥに行きましたらば、やっちまいました
「行ったらやってない」。ひぃー、ポンピドゥは
火曜オヤスミなのでした。

 ↓ポンピドゥー側のでっかい落書き。誰が
どう描いたんだろーね。

 仕方ないので、ここからサンポールのあたりまで
ぶらぶら散歩する事にして。
イケメンのいるかわいい文房具屋からスタート、
市庁舎からマレ地区へ。

町の落書きも楽しいねー。

ユダヤの方の多い地区、こんなかわいいディスプレイも。
 
今回はファラフェルは食べず、通り過ぎ、
着きましたのはサンポールのアンティーク村、
ヴィラージュ・サンポール。

いろんなアンティークショップが集まってる一角。
が、ちょっとやってなかったお店が多く残念。
(わたしの周りには常に「行ったらやってなかった」
が発動しているのである。 しょぼん。)

気を取り直し、アンティークの鍵を売ってるお店が
あったので寄ってみました。店内可愛くて面白い。
店主さんは鍵についての本を出してるそうです。
しばしおしゃべり、「この鍵は18世紀のね...」とか
説明してもらい、楽しいひととき。

さて、そこからさらに散歩、セーヌを渡り、
バトビュスに乗ることにしよう、そうしよう。
気持ちいーい。
エッフェル塔側で降りて、川沿いを散歩したのち、
また川を渡ってチュイルリー公園へ。
ちょうどオーケストラの無料コンサートをやってたので、
しばし足休めもかねて、夕暮れを楽しんでおりました。

いいなー。毎日こんなだったらいいのに。やっぱり
パリだな。こないだウッディアレンの「ミッドナイト
インパリ」を見たんですが、文系パリかぶれの
オノボリさんには皮肉めいていながらもやっぱり
心くすぐられ、身につまされるんですよね。
もうそのまま住んじゃいたい。住んじゃえないけど。
パリは永遠の憧れなんだい。(ところでその映画の
ダリが出てくるシーン、すごい笑えます)。

さんざん歩き疲れたので、夜はホテルそばの
ギャルリ・ラファイエットのデパ地下で
仕入れたお惣菜とビールにワインで
だらだらパジャマパーティ状態で過ごしました。
が、心の片隅に一抹の寂しさ、サザエさん症候群が...。

そう、明日でヴァカンスは終わりなの。ああ寂し。

コメント

酒乱 さんのコメント…
大塚さんがパリ好きって、すごく納得w
蚤の市なんて大変でしょうね(笑)

私は美術的感覚に疎く、
かつフランス語全く判らないので、正直パリは苦手なんですが、
やっと買えたバゲットサンドが野菜もチーズもハムも、何よりパンも、全て滅茶苦茶美味しかった事を思い出します。

キッシュやサラダ類がまたまた美味しそうで。。
はぁ、激しく欧州行きたくなりました
Saori Otsuka さんの投稿…
こんにちは!酒乱さんはいろんな所行ってらっしゃいますよね。わたしは逆に全然、パリしか行った事ないので、(^_^;)あれです、犬のにおい付けじゃないですが、なじみのある所がやっぱりすきなのですねー。ともあれ、どこか違う場所って、やはり見果てぬ憧れがあるもんですよね、旅行って楽しいですね。