モロッコパリ、旅行報告その6


4日目、5日目 Au revoir!モロッコ、Bonjour?パリ




さて、長いようでしたが短かったモロッコ滞在も
もうおしまい。(というかこの連載が長過ぎる
という。というか、旅行記自体もうおしまい、に
まだたどり着かないのが自分で驚く)
今日はまた車でカサブランカの空港に戻るのでした。
旅の道中ずっと車を運転してくれたムスタファ、
かなり長時間一緒に乗っていたのだからさぞかし
仲良く...と思われる所ですが、いかんせん言葉の
壁もやはりあり、ほんのり仲良く、ぐらいでしたが
多少あれこれ話しました。お子さんは三人、今
ちょうどバカンスに入ったところ。週末には
山とか川とかショッピングに遊びにいくそうです。
後は、なぜ街路樹の幹が白く塗ってあるの?
とか相手が困惑するような質問しか繰り出せません
でしたが。

↓このように幹が白く塗ってある。返事は
「日差しが強いから、木を保護するためじゃない?」
とテキトー感漂うお答えでした。真偽のほどは
分かりません。

帰り途中のドライブイン、気の利くYちゃんが、
テーブルにある紙で折り鶴を折ってムスタファに
プレゼント。すると「これどうやって作るんだい?」
とのことなので、実演してもう一羽。
「2人の息子にやるよ。一番下は、まだこれで遊ぶには
早いかな、ぐじゃぐじゃにしちゃうから」なんて
おしゃべりして、ミントティー飲んでたら、あら?
気づかぬうちに1羽消えてる。どこ行ったのかしら?
と探したのですが、見つからず、みんなで「きっと
鳥だから飛んでっちゃったのさ、ははは」なんて
言っておりました。(真相はドライブインの店員の
おっちゃんが持ってっちゃったんですが。こらっ)
ムスタファ、ありがとう、飛行場で別れ際、
「今度来るときは砂漠もぜひ見においで、また
ドライバーは僕でね」と。うん、でもあのおっさんは
連れて来ちゃいやよ!と思いながら手を振るのでした。

さて、飛行機に乗りまして、目指すはパリ。疲れて
いたのか飛行機ではほとんど寝てましたが、となりの
エグゼクティブ風、高そうなスーツを着たアラブ人の
おじさんがipodでなにやら一生懸命音楽聴いてるので
そのようなリッチな紳士が聴いてるのは何かしらんと
横目で見たら AC/DCでした。ヽ(・ω・)/ズコー。

シャルルドゴールについたのは夜8時ぐらい、でも
まだまだ明るい。タクシーでたどり着いたのは
サン・ラザール駅近のホテル。おお、都会。

ちょっと小腹が空いたので、目の前のQuick(ファスト
フード)で何か買ってこようと繰り出したのですが、
ここで思わぬ挫折体験。若者でごった返す喧噪の店内、
若いお姉さん店員に注文するのですが「フランス語が
通じない(どころか英語でも通じない、つまり何にも
通じない)」。ガビーン。今までモロッコでそれなりに
意思疎通出来て調子に乗ってたのでYちゃんと二人、
ショックを受け、とぼとぼ(とりあえずなんとか食料
は手に入れたけど)ホテルに帰ったのでした。パリの
道行き、言葉も通じず、どうなってしまうのか!?

目覚めて翌日、今日は月曜、クリニャンクールの
蚤の市は月曜もやってるので行こう!となり、
繰り出しましたクリニャンクール。昨日フランス語が
通じなかったショックもあったのですが、蚤の市では
いかに?と思えば、結果からいうと全然通じました。
思うに、こういう観光スポットでは、ゆっくり一対一
で話せる上、観光客だということで相手も非常に
ゆっくり話してくれるし、こちらが拙いのも承知
してくれるからなのでしょう。ファストフードは
その対極ですもんね。というわけで、キーホルダー屋
さんではツールドフランスのキーホルダー探して
もらったり、紙もの屋さんではグランヴィルの
プリント探してもらったり、お金が足りなく
なったので(買い物気分じゃないしな、と油断して
あんまり現金持ってかなかったのに、行ったら
安いものばかりですが細々買いたくなってしまい
あと1万円ぐらいお財布に入れときたい!と
盛り上がり...(^_^;) ATMの場所を教えてもらったり、
不便なくエンジョイできました。それと、ひとつ、
ケガの功名じゃないんですが、モロッコで価格交渉に
慣れたせいか?案外値切ってもらえたりして、
ちょっとほくそ笑んだのでした。

↓古い写真屋さんで買った、昔のおてんば娘たち
のスナップ。

↓へんなムッシューの絵はがき。

↓かわいいものがいっぱい。家具とか欲しいけど
 持って帰れないよ大物。 でも見てるだけで
楽しいよ蚤の市。



やっぱり蚤の市大好き。月曜なので終わるの
早くて残念。日曜とかに一日中いたい。

というわけで夕方5時には蚤の市も店じまい、
少ないパリの日程なので今回はザ・観光に
徹しようかとエッフェル塔へ。

↓まず足下に行って登ろうかと思ったのですが 
長蛇の列で断念、シャイヨー宮のテラスから
定番ショット。
エッフェル塔のそばのカフェで夕食とワインを
(やや多めに)たしなみ、輝く夜のエッフェル塔
を眺めてほろ酔い気分でホテルに帰りましたとさ。

↓写真だと分からないけど、ピカピカ点滅していた。
派手ねー。

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