文學界7月号、8月号と豆問題

すっかり前になってしまいましたが、文藝春秋の「文學界」
7月号と8月号まで挿絵と目次ページの描きましたので
紹介しようと思います。とても楽しい仕事でした。

7月号の目次ページ見開きです。こっちが左ページ↓


こっちが右↓


これは8月号の左↓


8月号の右↓


中のページもいろいろ描きました。静物とかが
多かったので新鮮でした。けっこう静物って描くの
好きかもしれません。(クリックで拡大表示できます)


ちなみに、モチーフは自分の家にあるものとか
でしたが、描くために調達したりとかもしました、
といってもそんな大げさなものではありません、
例えば↓のパスタと豆とか、パスタはあとでおいしく
いただきました。

豆については、まだ放置してあります。どうも
豆を煮るのってオックウですよね。煮る前に
戻さないといけないし。前に読んだ魚柄仁之助
さんの本に「めんどくさいだと?それじゃナニか?
あんた一晩じゅう水にひたした大豆を鶏みたいに
ジーッと抱きかかえでもするっちゅうんかい?」
と書いてあって、確かに、ハハハ、と思ったのですが
豆を煮るメンドクサさって、豆によってその前後の
献立ひいては行動スケジュールが制限されてしまう
点ではないでしょうか。酒場でいっぱいやりながら
「ああ、冷蔵庫で戻してる豆、煮なきゃ…」とか
「あと3日ぐらいで食べきらなきゃアレ」とか、
豆に束縛されてる感じがちょっとヤなんですよね。
いや、好きなんですけど、豆。

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