白昼もなほ熊の如くに眠れるなり


先日、小澤征爾指揮の新日本フィルのコンサートに
行ってきました。最初の演目はベートーヴェンの
ピアノ協奏曲第一番、ベートーヴェンというと私のような
素人的考えでは重めの印象があるのですが、この曲は軽やかで
ピアノもかわいらしい感じで大変気に入りました。
が、第一楽章しょっぱなで軽く意識が朦朧としてしまい、
ちょっと反省してます。最近どうにも眠いのです。
電車とかでも、ほんの5分乗るぐらいでもスゥーっと
夢の中に行ってしまいそうな感じで、コタツなんて
アナタもう。ありゃ魔物です。という訳でコタツで
転寝していたら、なんだか背中の筋を寝違えて
しまったようで、また整骨院に行ったら、そこでも
診療台でうっかりスィーっと眠りの国へ…。
どうなってるんだ、私。はるか太古の先祖の血が
よみがえって冬眠したいと叫んでいるのに違いない、と
そこはかとなく他人のせいにしてみるのですが、
これからの飲み会シーズン、帰りの電車できっと
箱根とかまで行っちゃいますよもう、困ったものです。

話が脱線しましたが、コンサートは、次の演目は
ブルックナーの交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」で、
渋めながらもカッコいい曲、コントラバス8台の
「音の波が押し寄せる」系で眠らず堪能できました。
ま、そりゃ普通なのですが、休憩中にビールを飲んだ事を
考慮に入れると、ある意味奇跡でした。

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