↑ご献本ほやほやです。
「数学は無限を創る」ソフトバンククリエイティブさんで
「数学は世界を変える」「数学は相対論を語る」に続く
リリアン・R・リーバーさんの本です。
冒頭、SAMという概念について、とても詩的で美しい
文章で説明がなされるのですが、
Science,Art,Mathematicsの頭文字であるSAMという
言葉についての話が示唆に富んでいて、数学だけでなく
全てのひとの考え方に関わる事だなあ、と興味深く読みました。
面白いです。
経済の本でも、数学でも、その他専門書でも、作者が
「人間」に関わってる、というスタンスがきちんとある本
には、専門に留まらない思想があって、その専門がよく
分からないひとにも琴線に触れる言葉というのはたくさん
散りばめられているなあ、と、この仕事をしている
「全てに門外漢」のわたしなどは思ったりします。
あら、まじめ。 へへ、真面目ですよ、いただいたゲラは
全部きちんと読みますもん。いや、えばるほどの事じゃ
なかった。

しかし、ゲラを読む時には自分でも驚くほど集中力が
あるのですが、その他の自分で買った本等は、どうも
はかどらず、平行して読んでる本がどれもちっとも
片付きません。ひとつに集中して読めばいいのに。
でも、半分ぐらい読むと、あっちに積んである本の
中身が気になってしまうのです。前にお友達に
アチコチ好奇心で手を出す落ち着かない生き方を
「チョウチョのよう 」と好意的に分析をいただいた
ことがあるのですが、 端的に言うと「転石苔を生ぜず」
です、悪い意味で。だって、世界には見るべきものが
多すぎるんですもの、ホホホ。(貧乏根性?)
かくて、いつもいっぱいいっぱいになりながら
バタバタしてばかりなのであった。
ちなみにわたしをそう評したお友達は、ひょうひょうと
しながら気負いなくじっくり物事に取り組めるひと
なのです、いいなあ、そういうののほうがかっこいいよね。
ズルい。(?)

 





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