9月とピアノ

ぼやぼやしてたらまた間が空いてしまいました。
どうも仕事が重なると、なんとなく心に漬物石が
乗っかってるような、まあ端的に言うと8月31日
なのに宿題が終わってない精神状態になり、余裕が
なくていけません。

でも、もう9月になりましたね。まだまだ秋には
遠いけど、でもほんのちょっと秋の気配もする
この季節、なんとなくピアノが聞きたくなる
季節です(私は)。
というわけで今日はなんの脈絡もないですが、
好きなピアノのアルバムを2枚紹介してお茶を
濁そうと思います。


Karol Beffa: Improvisations


邦題に「1973年のピアニズム〜作曲家
カロル・ベッファが、プレイエル・ピアノに
向かうとき〜」とあるように、beffaさんが
プレイエル社のピアノで、即興で弾いた作品
です。サイレント映画に即興演奏をつけたり
していたらしく、このアルバムもサイレントの
ノスタルジックな味わいがあります。
何年か前にナディッフで偶然買ったのですが
かなり気に入っていて、夜に本を読んだりする
時によくかけています。


Denis Cuniot: Confidentiel Klezmer


ドゥニ・キュニオさんはフランスのジャズ
ピアニストなのですが、ルーツがユダヤ系
らしく、ユダヤの音楽「クレズマー」を
弾いています。これが、こっちも懐かしい
というか、エキゾチックで哀愁漂ってて
よい感じです。

両方とも、台風とかの夜に、家にこもって
こっそり(?)聴くのにぴったりな感じです。
でも、ありがちなのが、こういうピアノの
アルバムって、中にいくつか激しい曲が
入っていて、ついウトウトしかけたところに
ずがーんと雷のような激しいフレーズが
来て、はっと目を覚ましちゃったりする
んですよね。ははは。


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